【開催報告】社内研修 ボツリヌス療法とリハビリ
12月19日東京都立荏原病院リハビリテーション科の理学療法士 髙橋忠志先生をお招きしボツリヌス療法とリハビリテーションという内容で研修会を行いました。
●背景
AViCご利用者の約半数を占めるのが脳卒中のご利用者様です。なかでも、痙縮に対してかかりつけ医でボツリヌス療法を受けておられるご利用者様も多くご来店されております。
脳卒中診療ガイドラインでもボツリヌス療法は痙縮に対する推奨度が高く、生活期で過ごすご利用者様との関りの中でボツリヌス療法に関する知識は必須と言えます。
髙橋先生をお招きすることで、実際にボツリヌス療法を行う現場での考えや生活期のリハビリに求められるセラピストの役割を再認識することに繋がるという背景から開催に至りました。
●内容と報告
痙縮のメカニズムとボツリヌス療法の効果についてエビデンスや症例を交えてご講義頂きました。
また、AViCからも症例を提示し、髙橋先生の知見からの助言や意見交換など大変有意義な時間となりました。
ボツリヌス療法に留まらず、生活期で臨床に携わるAViCとして、ご利用者様を取り巻く医療介護従事者との情報交換の必要性も再確認することが出来ました。
●最後に
AViCではご利用者様のQOL最大化を図るため、①科学的根拠に基づいたリハビリ提供(EBPの実践)②利用者の価値観を重視したコミュニケーション(共有意思決定SDMの実践)③効果の見える化
これらのポリシーに基づきスタッフのスキル向上に繋げるプログラムを実践しております。
引き続き活動報告や、研修会の参加募集などを行ってまいりますのでHPをご確認ください。
脳梗塞のリハビリTips
AViC Report よく読まれている記事