この膝の痛みどうすればいい？ ～変形性膝関節症に対する運動の効果について～
そこで今回は変形性膝関節症の症状や効果的なリハビリについてお伝えいたします。
変形性膝関節症の症状
変形性膝関節症とは。。。
膝が痛い
膝が曲がっている
膝が動きづらい
膝が腫れている
歩くのが遅くなった
痛みの出現理由、そして
なぜ運動が必要か分からない、痛みの軽減であれば、どのような運動が適切なのか
変形性膝関節症に対する運動
＜運動内容の例＞
膝の曲げ伸ばし運動 有酸素運動
（10回×３セット） （25分間）
➡30‐45分/6週間（文献[2]、[3]、[4]より抜粋）
＜活動時の痛み＞
理学療法士と運動を行うことでより痛みが軽減
上記のことから、疼痛や歩行改善には足の運動が効果的な場合があります！！
まとめ
★運動不足は体の衰えだけではなく疼痛にも影響します。上記は運動内容や効果の一例です。個人に合った適切な運動を行うことで活動時の痛みをより軽減できる可能性もあります。
★疾病の予防や運動方法も個人によって異なるため、詳しい方法について知りたい方はAViC THE PHYSIO STUDIOまでお問い合わせいただけたらと思います。
出典
[1]厚生労働省2019年国民生活調査の概
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/index.html
[2]Hall M, et al: Does frontal knee kinematics predict treatment outcomes?
Exploratory analyses from the Intensive Diet and Exercise for Arthritis (IDEA) trial. Gait Posture 63: 139-144, 2018.
[3]H Chen, et al: The effects of a home-based exercise intervention on elderly
patients with knee osteoarthritis: a quasi-experimental study. BMC Musculoskelet
Disord 20(1): 160, 2019.
[4]KK Mangione, et al: The effects of high-intensity and low-intensity cycle
ergometry in older adults with knee osteoarthritis. J Gerontol A Biol Sci Med Sci
54(4): 184-90, 1999.
[5] M Yilmaz, et al: Comparison of effectiveness of the home exercise program and
the home exercise program taught by physiotherapist in knee osteoarthritis. J Back Musculoskelet Rehabil 32(1): 161-169, 2019.
堀翔太
作業療法士、作業療法学修士
病院では，脳卒中患者とのリハビリの経験が多く，運動麻痺だけでなく，気分の落ち込みや不安といった心理面にも問題を抱えている事例を見てきたため，運動麻痺に加え心理面にも配慮したリハビリを展開できることが強みです。
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