脳梗塞、脳出血、脊髄損傷、腰痛、五十肩などの後遺症改善を目的としたリハビリサービス

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「Well-being創出リハビリテーション医学講座」設立に基づく藤田医科大学との取り組み

2023.10.18

株式会社豊通オールライフ(豊田通商株式会社100%子会社)は、豊田通商株式会社と学校法人藤田学園が「Well-being創出リハビリテーション医学講座」を2023年4月1日に開設したことを受けて、本講座において実施される介護福祉・リハビリテーション分野での研究を通して、革新的なアプローチの開発と普及を目指して参ります。

<研究講座の目的>
2040年問題の解決に向けた生活期における心身機能や活動の維持・改善、そのための生活環境、社会システムの開発・構築

<講座名・代表者>
講座名:Well-being創出リハビリテーション医学講座
代表者:大高 洋平/藤田医科大学 リハビリテーション医学 I 講座 主任教授

 

<主な研究内容>

・生活期リハビリテーションへの介入と質担保手法の探求

・生活期におけるロボットリハビリテーション機器の展開

・ICTツールを介した生活期リハビリテーションへの介入手法の確立

・回復期後の生活のための最適改修プランと退院後の生活に与える影響の検討 など

 

<研究開発の具体例>
・生活期に対するリハビリテーション支援ロボットを活用したプログラムの開発
当社が運営する公的保険外リハビリテーション施設 AViC THE PHYSIO STUDIO(https://www.avic-physio.com/)において実施している、慢性期脳卒中者におけるリハビリテーション支援ロボットを用いた歩行トレーニングの有効性を検証します。蓄積されたデータを収集し精緻に分析することで、より効果的なリハビリテーションプログラムの開発を進め、エビデンスの構築を目指します。

・遠隔リハビリテーションプログラムの改良・開発
リハビリテーション資源の地域格差による患者が治療を受ける機会の不均衡が大きな問題になっています。私たちは社会問題解決に向け、これまでAViC THE PHYSIO STUDIOにおいて培ってきた遠隔リハビリテーションシステムに加え、最新のICTテクノロジーを活用し、より効果的な遠隔リハビリテーションプログラムの開発および評価ツールの検証をしていきます。

・回復期病院退院時の最適な住宅改修プランが退院後の生活に与える影響の検討
退院後、自宅で安全に過ごすためには入院中から住環境を調整する必要があります。私たちは回復期リハビリテーション病棟に移った早期段階において、自宅の図面/写真等のデータを収集し、退院後の住環境を整備するとともに、それらのデータを入院中のリハビリテーションに反映する事で治療の最適化を図ります。これらの実証を通じて効率的な退院後支援のあり方を希求していきます。

 

私たち、豊田通商グループは、社会において全ての人々が健やかで充実した生活ができる社会の実現を目指します。

【本件に関する報道関係者からの問い合わせ先】
株式会社豊通オールライフ 広報担当:岩澤・小川
電話:090-6383-4118 メールアドレス:avic@tal.toyotsu.net

2023年10月18日 株式会社豊通オールライフ ヘルスケア事業部

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