脳梗塞、脳出血、脊髄損傷、腰痛、五十肩などの後遺症改善を目的としたリハビリサービス

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脳梗塞のリハビリとは

脳梗塞は症状や後遺症に合わせて、リハビリテーション(リハビリ)を行う必要があります。リハビリの内容や期待できる効果について解説します。

理学療法

脳梗塞の後遺症に対して行う理学療法では、歩行練習、体力強化練習、基本動作練習、日常生活動作練習と呼ばれるリハビリを行います。

・歩行練習
装具などを用いて、歩く練習をします。免荷式トレッドミルという機械を使うこともあります。

・体力強化練習
自転車などを用いて、心肺機能を強化する練習をします。

・基本動作練習
起き上がる、立つ、座るといった基本的な動作を練習します

・日常生活動作練習
日常生活に必要な階段の上り下り、トイレ動作、入浴動作などを練習します。

作業療法

作業療法では、麻痺した手を積極的に使う練習、日常生活に必要な作業の練習などを行います。

・CI療法
積極的に麻痺した手を使うことで、手を使う頻度や質を向上することを目的に行う脳梗塞のリハビリ方法です。

言語聴覚療法

脳梗塞を発症すると言語の障害や摂食嚥下の能力も低下します。特に、言語は脳の左半球に障害が見られると現れやすいと言われています。
そこで、言語聴覚士が言語の訓練を行い、言葉の出やすさ、想起などの言語機能を高めることで、日常のコミュニケーションを円滑に進められるのです。

その他のリハビリ

リハビリでは、麻痺や日常生活動作の改善のために様々な手法が選択されます。ここでは、理学療法、作業療法、言語聴覚療法に共通した手段を紹介します。

・促通反復療法
ヒトが持ち合わせている様々な反応を使いながら麻痺した手や足を自分で動かすようにイメージする、機器を使って実際に動かすといったことを何度も反復して行うリハビリの方法です。

・末梢電気刺激療法
脳の働きを活性化させることを目的に、手足に微弱な電流を流すリハビリ方法です。

・経頭蓋磁気刺激(TMS)
TMSは電磁石を用いて電流を起こし、頭蓋骨を通して脳に刺激を与える方法です。

・経頭蓋直流電気刺激(tDCS)
tDCSは、TMSと同様に頭蓋骨を通して電気を脳に伝えるリハビリ手法です。TMSよりも刺激が弱く感じるという点でメリットがあります。

促通反復療法は、理学療法や作業療法で用いられることがある方法です。電気刺激療法の類は、運動と併用することで効果が大きくなります。脳に負った障害をより効率的に改善することが望まれます。

家族と行うリハビリ

リハビリは、病院や自宅、デイサービスなどでリハビリの専門家と行う内容だけを指すのではありません。むしろ、専門家が関わる時間は日常のごく一部になります。そのため、ご自身で運動することも大事ですし、脳卒中を発症した場合は家族と運動・練習を行うことが必要になります。

運動や様々な練習の内容は、専門家に指導してもらってください。難しいことを行うことはほとんどなく、一緒に歩いていただいたり、立ち上がる練習など、簡単なものから始めると良いと思います。

リハビリの期間

・開始時期と終了時期について
脳梗塞のリハビリは発症後早期から行うことが重要です。脳梗塞による急性期病院への入院から3日以内にリハビリを始めた方が日常生活動作の回復が大きいことがわかってきています。

終了時期というものはありません。病院で行うリハビリだけがリハビリではなく、例えば日常生活の中で歩くといったこともリハビリに含まれます。

・リハビリに必要な期間について
脳梗塞のリハビリに必要な期間は、入院期間が1週間で終わる人もいれば、6か月以上入院する方もいます。麻痺した機能は3ヶ月から6ヶ月でそれ以上良くならないという報告もありますが、これはあくまで機能の話であり、日常生活における動きの能力は頭打ちになることはありません。

退院後にも集中的かつ継続的なリハビリを行うことで、自分が目指す能力回復を達成できる可能性は上がります。現在の保険制度では、退院後に十分なリハビリを受けることは難しいと感じる方もいると思いますが、できるだけ多くのリハビリを受けることができるように工夫することも大事です。

最後に注意点

リハビリ=マッサージというイメージが強いと、ベッドに寝ながら少し筋力トレーニングということを考えるかもしれません。しかし、リハビリと言いながら、マッサージをしたり、ベッドに長時間寝ていても手足の麻痺や日常生活の身の回りの動作が改善することはまず考えられません。日々の活動量や動き方を学べるリハビリを選択すると良いでしょう。
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