パーキンソン病の歩きの改善に効果的なリハビリとは?名古屋の自費リハビリ【AViC名古屋栄店】

効果的な歩行トーニングを実現する、トレッドミルとは?
トレッドミルとはいわゆる、歩行マシンやランニングマシンと呼ばれる、ベルトコンベアが足元で回転し、その上を歩くためのマシンです。
ジムなどでランニングマシーンとしても見かけたこともある方も多いかと思います。
当施設などリハビリ施設にあるようなトレッドミルでは、免荷装置が備わっているものもあり、ジムなどにある一般的なものとは違う方法で実施することができる「免荷式トレッドミル」も存在します。また、のトレッドミルはモニターで自分の歩き方を見ながらトレーニングができることも特徴となります。
自己の歩いている姿を見ながら、姿勢を修正し、リズム良く歩くことが重要ですので、多くの利用者がこちらの機器を活用しています。
パーキンソン病へのトレッドミルトレーニングの効果とは?
パーキンソン病では、すくみ足やバランス障害といった歩くことに困難さを抱える症状を呈することがあります。
そのような方も、トレッドミルのような一定のリズムで回る環境や、音や視覚的な合図を併用しながら歩く練習をすることができます。
・日本神経学会のパーキンソン病診療ガイドラインやヨーロッパのパーキンソン病のガイドラインではトレッドミルでの歩行訓練は推奨されています。歩行速度や歩行の持久性への改善が示されています。[1,2]
・平地での歩行訓練と比べ、トレッドミルでの歩行訓練がより効果があったと報告されています。[3]
さらにトレッドミルを用いることより改善が見込まれるとされているので、AViCでの臨床場面においても多くの方に使用しています。
また、メトロノームでリズムを取るなどパーキンソン病の歩行のリハビリに効果がある介入方法と併せて実施しています。
AViC名古屋栄店での活用例

現在、名古屋栄ではパーキンソン病での姿勢や歩きに困っている方が通っております。
まずは安全第一で手すりを把持していただき、転倒防止ベルトを装着して実施して行きます。
時間の目安として、最初は20分の実施を目指しながら、30分→40分と歩行時間を伸ばしていくように進めて行きます。[4]
また、トレッドミルでの歩行トレーニング中は自己での歩きの姿勢を確認することやリズムを作るためメトロノームを活用してリズム形成をしながらトレーニングを進めて行きます。
歩行量を増やしつつ、手すりを外したりと歩行トレーニングの難易度を調整しながら、個人の利用者様の状況に合わせてプログラム設計していきます。
まずは体験プログラムへ
AViCでは90分6,600円(即日ご契約は無料)で体験リハビリプログラムをご用意しております。
体験の流れについては、下記の詳細ページをご覧ください。
体験リハビリでは、スタッフがヒアリングとお身体の状況を評価し、お客様のお悩みに沿ったリハビリプログラムのご提案を行います。
- 今のお身体の課題
- 目標までのするべきこと
- 実施していくリハビリのイメージ を
ご体感いただけます。
出典
[1]日本神経学会パーキンソン病診療ガイドライン2018(パーキンソン病診療ガイドライン作成委員会 編).医学書院,2018;pp87-89
https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdgl/parkinson_2018_19.pdf
[2] European Physiotherapy Guideline for Parkinson’s Disease. 2014;pp73
https://www.neurology-jp.org/guidelinem/pdgl/parkinson_2018_19.pdf
[3] European Physiotherapy Guideline for Parkinson’s Disease. 2014;pp73 https://www.parkinsonnet.nl/app/uploads/sites/3/2019/11/eu_guideline_parkinson_guideline_for_pt_s1.pdf
[4]Luna NMS, Brech GC, Canonica A, Ernandes RC, Bocalini DS, Greve JMD, Alonso AC. Effects of treadmill training on gait of elders with Parkinson’s disease: a literature review. Einstein (Sao Paulo). 2020 Nov 27;18:eRW5233.